昨晩

●行方不明者探し。
FLASHムービーを見て涙腺を緩ませる。
まずは1個目から。
まぁ、なんつーか。ネットでお知り合いになった人がいるんです。それはもう両手の指では数えきれないぐらいに。みなさんいいお付き合いをさせてもらいました。その知り合うきっかけになったチャットがあったんだけど、もう2年程前だろうか。そのサイトは一度閉鎖した。閉鎖っつーとたいそうな事のように聞こえるけど、そこのサイトは荒らしが来ると、冷却期間の意味もこめて、しばらく閉鎖することが過去にも何度かあったために、常連の人たちは予備につくられた非常用の掲示板とか、或いは人づてに聞き、サイトが復活すれば、戻ってくる、みたいなかたちをとっていた。
だが、2年前の閉鎖はそれまでより少し長引いた。実はそのサイトが出来た当時から平行して、同じような主旨のサイト(つーか高校生向けのチャット)がライバル的存在として運営されてて、閉鎖中は常連の人たちが、どっさりそっちへ流れこんでしまった。今までには無かった現象だった。
昔の常連達はそのライバルサイトの常連達とは犬猿の仲で、特に向こうからこちらへ荒らしが来た時があり、向こうは向こう、こっちはこっち、みたいな感覚だった。だが、2年前ぐらいになると、古い常連達が巣立ち、新しいメンバーが増えるようになってきた。新しいメンバー達はそういう諍いを知らない。中にはかけもちで常連を気取る人たちが現れたりもした。(別にそれが悪いって言ってるんじゃない)さらにそれに加え、そのサイトの管理者が自分のサイトを閉鎖したにも関わらず、ライバルサイトへ出入りするようになったので、ほとんどの常連達はそちらへ鞍替えしてしまった。
僕はちょうどその頃、そう、学校がややこしい時分、ネットでもいろいろトラブルを抱えてた頃で、そのせいでチャットを控えるようになった。ごく親しかった常連の人たちとはチャット以外の手段で連絡をとってたりしてたけど、ほとんどチャットをしなかった。そんな時に閉鎖になった。僕はどちらかと言えば古い常連のタイプなので、そのライバルサイトへ出入りするなんてもってのほか、という考えだった。なので、あえて時代の流れに追い付こうとはしなかった(ちょっと言い過ぎかw)
そういう引っ越し劇の中で、プツリと連絡の途絶えてしまった人がいる。ルカって子だった。ルカって多分本名(下の名前な)なので、ここに書くのはちょっとためらったけど、ま、いいか。
ルカは、チャットではまゆ、と名乗っていた。つーか、女の子。歳は僕と同じ。だが、インターナショナルハイスクール(宇多田の通ってたトコらしい)に通っていて、中3と高1のカリキュラムを1年でクリアし、飛び級したらしい。彼女とは2度会ったことがある。いずれも東京で。1度目は1999年の3月、2度目は2000年の1月。最初会った時は、なんか篠原ともえみたいだと思った。それだけテンションの高い子だった。チャットっつーのは荒らされてる時以外は会話が弾むもんである(当然)。だから、みなさんそれなりに明るい人のように見えるのだが、ルカはそれに輪をかけて明るかった。
が、翌年の冬。会ってみるとびっくり。篠原ともえがめっちゃかわいくなってた(笑)髪は茶髪に、ニキビの目立っていた顔は、きれいにメイクされていて、なんかすごーく大人になったなーと。まあ女の子のほうが成長早いっていうから、今から考えればそれも頷けるって話で。
まぁ、その時らへんはそれぐらいのことしかなかった。と言うと失礼だけど、まあ東京で一緒に飯食ったり遊んだりしたのは楽しかったけど、チャットではそれほど親しいほうではなかった。チャット仲間に親しい度数を5段階評価するなら、2、ってとこだな。1が一番親しい。
だけど、ある時期から彼女はチャットに姿を見せなくなる。その時は気にも留めていなかったけど、どうも親の事情が大変らしい、と人づてにそう聞いた。気になったんならメールとか送ればいいんだが、あいにく今でも僕はパソコンのメールってのは気に入らない。向こうの領域にこちらから送りつけるから。チャットやICQはお互いが了承の上で会話してるようなもんなので。だから、チャットやICQに顔を出さなくなった彼女に連絡をとる手段が無くなった。
2000年。学校をかわってから、チャットからは足を洗った生活をしていた。パソコンは既に自分にとっては道具に過ぎず、ネットにどっぷり漬かるようなこともなくなった。そんな折り、ちょうどその年の9月頃に、彼女から1通のメールが入る。webの日記サイトで、交換日記をやらないか、と。久しぶりに彼女と話す機会ができるということもあり、二つ返事でOKした。
その交換日記に参加したのは、僕と彼女と共通の友達M。そして、彼女側が連れてきた2人の合計5人だった。1ヶ月ぐらいはしばらく続いてたと思うが、書き込む順番とか些細な問題もあり、すぐに続かなくなってしまった。余談だけど、今でもそのサイトは残っている。アカウントが消されてしまわないよう、僕がたまーに1人で書き込みをしている。え?そこのURLを教えろ? そんなものはシークレット。
書き込みが無くなったそれから、彼女とは一切連絡をとっていない。
んで、なぜ今さらになって彼女を捜しているのか、ということ。いや、年末、色々時間があったので、今までの人生(と言うと大袈裟か)をふりかえってみたりなんかしたりして。特に僕はネットやりはじめてから結構時間が経つので、何年の何月に何をした、という明確な記憶は、ネット関連のことはすごく忘れてしまいやすい(ネット関連はカタチに残るものが少ないから)。そのうち、自分史みたいなものをつけておかなくちゃな、とまで思いはじめてるぐらいで。でも流石に自分史をまとめている暇はなかったので、思い返すだけだったんだけど、その中で、自分がチャットにどっぷりハマってた自分は、自分の中での青春だったなーと。てめー18の分際で何が青春だコノヤロウ、とお叱りの言葉があるかもしれないが、やっぱり今は青春と言える程楽しくはないのだ。まぁ、この先楽しくなるかもしれないけど。でも、それは自分にとって第2の青春になるんだと思う。
別に彼女そのものに自分の青春を映し出して1人で妄想してるわけではないんだけど、自分の一番楽しかった時期の中で、自分の側に居てくれた人の1人であることには間違いない。その側に居てくれた人は何人かいるんだけど、2人だけまだ連絡のつかない人がいる。それがルカであり、ここで初めて名前を明かす、あっくなのだ。
で、ごめんやけど、あっく、という人についてはまた今度。この人は僕の青春時代の中で2番目に自分が情熱を燃やした人と言える。そして、今客観的に見て、当時一番自分の近くにいた人が、彼だったのかもしれない。それほど彼については語り種がたくさんあるので、それはまたの機会に。
補足だけど、ルカとあっくはすごく親しくて、二人とも東京だから、よく一緒に遊んだりしてたらしい。だから、ルカもあっくと一緒にひっくるめて人捜ししているわけ。
あー、長くなっちまったけど、今日の作業。ルカっていうのは通名みたいなもんだけど、ちゃんと漢字がある。メールに漢字で記載されてたから、、ね。それが本名なのかどうかは知らないけど。でも、名字は多分本当のような気が。メールに書いてあった名字も、以前あっくが彼女を家を訪ねた時、そうだったと言っていたような気もする。とにかく、彼女のありとあらゆるデータ(といってもそのデータが少ない)を元に、ネットを検索した。今はGoogleという素晴らしいサーチエンジンがあるんだけど、それでも全然ひっかからない。以前彼女が開いていたホームページの無料コミュニティからも検索してみたが、結果はゼロ。
これを読んでて、なんでメールアドレス知ってるのに、メールしないんだ? と思ったアナタ。アナタはクレバー、っつーか普通の考えしてるよね。僕も普通に考えてメールを送ってみた。そしたら、メールボックスが一杯で、向こうのサーバーから返ってきてしまった。どうやら、アカウントはそのまま保持してるらしいけど、ほったらかしのようだ。先程ICQも調べた。ちゃんとアカウントは残ってたんだけど、メールアドレスは例の満杯アドレスのままだったし、何よりも年齢欄が15歳のままだった(!)ので、こっちもほったらかしのようで。
とにかく、今日は収穫ゼロだった。ま、数日前にいっしょに交換日記つけてたMから彼女の家電ナンバーを教えてもらうことになったので、イザとなればかけてみればいいかぁ。家電かぁ。ちょっとヤだな。
んで、二つ目の流行。FLASH。あー、なんか説明がめんどくさくなってきた。フラッシュについては、僕が視聴して泣いたっつーことで勘弁してくれ。詳しく知りたかったら掲示板に書けれ。つーか、日記読んでも掲示板に何も書いて行かない人! そこのアナタ! さびしいから何か書きなさい! 毎週チェックする暇があったら書きなさい! さもないとアクセス制限しちゃうよ!