クリムト 1900年ウィーンの美神展 / 安藤忠雄建築展 2003 再生―環境と建築

indigoworks2003-07-18

昨日は、兵庫県立美術館へ行ってきました。クリムトです。最初はこの人、本当にヘタクソなのかと思ってみてたんだけど、素描がヤバいぐらいにうまかったので、とりあえず誤解は免れました。しかし素描はヤバかった。ありゃー無理だ*1。人体はそれなりにリアルに描けているんだけど、着衣が全然リアルじゃなかったり、とか。でも、それは平面的なテクスチャアの中に、リアルな顔なり手なり足なりが浮き上がって見えるという、手法だったわけね。納得。
安藤忠雄のほうは正直つまらんかった。建築が芸術だったら、テレビのリモコン作るのだって芸術だと思った。安藤忠雄建築展のほうで唯一収穫だったのは、大きな東京の地図、しかも細かい生活道路まで描きこまれた詳細な地図をじっくり眺められたこと。同潤会アパートと、国際こども図書館を安藤忠雄がやりましたよ、って説明のデザインだけに用意された地図だったんだけど、それを10分ぐらいぼんやり眺めてました。ああ、晴海のホテルに泊まったっけな、東藝受けたとき、、、 とか。多摩美の帰りは東急大井町線大井町まで出て、京浜東北線で品川までひと駅乗ってから、京急で羽田まで帰ったな、とか。市ヶ谷の釣り堀は通算何回眺めたかな、とか。曾祖父は戦前地理教育の第一人者だったらしく、そのせいかどうかは知らないけど、昔から地図を眺めるのが好きでした。大抵は見知らぬ土地に想いを馳せてワクワクするのが楽しかったのですが、昨日はせつなかったです。ちょっぴり。

*1:僕には