微睡めない頭でふと思ったこと

「絶好調!」っていうよりも日々「少し不調」ぐらいのほうがいいっていうのは、ある師*1の言だけど、それはもちろん「絶好調!」だと足下すくわれるよ、っていう戒めも含みつつ、実は他の意味もあるんじゃないか、と、ふと思った。
未だ漠然としているけど、「不幸な者は幸福な者より強い」って思った。強いってのは、英単語で言うなら tough って感じかな。もっとも、何に関して「強い」のかは未定義なのだけれど。
ただ、このことで思い出すのは、エヴァの中盤あたりでシンジ君に投げかける、加持リョウジのセリフ。

辛いことを知っている人間の方がそれだけ人に優しくできる。それは弱さとは違うからな

やっぱり不幸なほうがいいのかな。
気心の知れた、ごく僅かな人にしかあまり言わない僕なりの考えがある。人間の心を、器に見立てる。僕の器は、極々一般的な人のそれと比べると、容積が3倍ある。極々一般的な人が満タンに心満たされても、同じ量で僕の心は三分の一しか満たされない。極端な話、人を見下しているわけだ。これを読んでいる貴方は、僕のことを白い目で見るかもしれない。しかし、それは詭弁だ。器の大きさ、その大小の差は明らかな事実だ。
こんなことを考えてしまったのは、これを読んでしまったから。なんていうのかな、「幸せな家族像」っていうのはいつも僕の深部を素手で弄ってくる。端的に言ってしまえば、トラウマなんだろうな。
以前付き合っていたあの子のことは好きだったけど、その幸せそうな家族に対しては嫉妬心を燃やしていた。そして、その葛藤に苛まれていたことがあった。と、ちょっぴり懐かしいそんなエピソードを思い出しつつ、ちょっとセンチメンt(ry

*1:特に恩師というわけではない。あと、多少意訳してあります。