凄惨

mixiで教えてもらったのだけど、元はpya!で紹介されてたみたい。
なんていうのかな、「ナマの持つ迫力」とかよく言うけど、命の危険が迫っているものほど、「ナマ」は力を持つんじゃないだろうか。立体的、なんだ。音声のむこうに、恐怖に溢れ帰ったジェット機という狭い空間がある、そういう感覚が、手にとるように解る。
このフラッシュの冒頭で垂直尾翼が失われた状態が解説されるが、これは当時誰にも把握出来なかったようだ。途中、横田から米軍の管制が呼び掛けたりするんだけど、自衛隊にしろ、米軍機にしろ、スクランブルとかかけられなかったんだろうか。RF-4でも出せば、その状況が把握出来てたのに。名古屋へ降りるだとか、羽田へ戻るとか、そんな悠長なことはできないことぐらいわかったはずなのに。それとも、偵察機出したところで、どうしようもなかったのかな。