東京「ドレスを着た家畜が…」@ HEP HALL
クロムモリブデンとWI'RE、デス電所の合作ユニット「東京」を観に行く! 19:00からの回! ちゃんと予約おさえて行きましたよ! 開場前に辿り着きましたよ! やっぱアレですね、開場前から行くと、開演までの間が手持ちぶさたですね。今回はひとり観劇だったので、話し相手もおらず、周囲の観客の喋り声がうざったいのです。おまえらぴーちくぱーちく喋り過ぎ。舞台は開場からが本番です。ホールの人だか運営の人だかの前説ですら喋ってる! ダ・マ・レ!
上手最前列に陣取ったのだけど、ビビったのが、目の前で役者さんがスタンガンやチェインソー? みたいなのを振りかざすんですよ。ちょっとコワかった。特にチェインソーは、葉の部分が飛んでこないか、って。
チェインソーがブイイイーンって動きだすと、床がぐつぐつゆらゆら揺れだしたのよね。ほら、ネズミーランドとかにあるじゃないですか、観客にも触覚に訴えかけるようなしかけのアトラクションが! あれだと思ったんだよね。すげえ、HEP HALL! 金かかってる! ダテに前売り2800円じゃねえ! どういうメカニスムーで客席ブルブルさせてんだ! と思ったら、んなわけねーよ。天井の照明までゆらゆら揺れだして、うわ、これ地震じゃん、みたいな。地面が震えて地震! 地球が揺れてアースクエイク! ふと舞台に目を戻すと、室井役のシト*1もこっそり天井に目線をやっていて、ああ、演出じゃねーんだな、と*2。でも、室井さんもノブクニさんも動じることなく、そのまま演技続行ですよ。途中ホールからストップかかるんじゃねーかと思ったんですけどね、ええ。
結果的に、カーテンコールで青木さんとかサカイさんが出てきて、地震がありました。このあたりは震度4ぐらいだったらしいです。ホールとかHEPの人とも相談したけど、このまま続投することにしました、みたいな解説があった。途中で帰っちゃった人もいたらしい。まあ、しょうがないか。震度4だし、頭の上に鈍器がぶらさがってるもんね。恐いよね。
さて、内容。やっぱり、演出はクロムっぽさあるけど、脚本はクロムらしからぬというか、それは当然。シリアスっぽいシーンがあるのが、なんか新鮮。スクリーン使ってるのもね。そうか、前売り2800円って価格は、この辺に反映されてるわけか。そりゃそうだよな、床にそんな機械取り付けたら、どんな入場料になるんだ。
板倉さんのキャラが、なかよしshow→ユカイ号→ドレスの順で、着実にキチガってきてるのが○。むしろ今回は集の大成にして、完の成をみた! っていう感じ。でも、劇中全体の笑いのパターンってのは、だんだん見抜けてきた感じ。もっと新鮮な笑いキボンヌ。
次回は年末年始に東京公演のみというクロム。ってかマジっすか。遠征っすか。遠方割引500円って、それぽっちしか割り引いてもらえないんすか! キャストスタッフとともに逝く東京はとバスツアーの旅! とかにならないんですか! まあ、それでも行くと思いますけど。てか、年越し公演なんですね。すげいスケジュールだ、、、