わっといずでもくらしー

朝日新聞社とフランスのルモンド紙など10カ国の新聞社が9〜10月に実施した対米意識を探る世論調査で、米国の民主主義が他国の「手本」になっているかと聞くと、質問した7カ国中、4カ国は肯定が多数を占め、残る3カ国では否定が多数となった。日本は肯定派が56%と多数だが、英国、韓国は否定派が5割を超えた。

民主主義っていうのは即ち民主政治っていうことで、政治っていうのはその国の主に国内のこと、まあ対外的なこともあるだろうけど、その対外的なことの目的は国内のことだ。だから、アメリカが他国に侵攻を繰り返すっていうことは民主主義ということではなく単に国策であって、それを議決するシステムに問題があるっていうのならそれは米国民主主義に欠陥があると言えるけれども、問題がないとすれば、そういう軍事侵攻は別に考えなければならない、ということだ。
僕なんかむしろ、クリントンの不倫疑惑の際に、フェラチオはセックスなのか、という議論が日夜テレビで討論されたことを考えると、一国の最高責任者の性生活を市井の人々がやんややんやとやってること自体、最高の民主主義だなあ、と思うんだけど、これ、どうでしょう?