アー写、もしくは取材で撮る人が使ってるカメラって何

テレビ局で仕事をしておるのですが、その仕事内容の中に、静止画レタッチというものがあります。10代の頃からコラなんぞ作ってきた僕からすれば赤子の手をひねるようなアレなんですが、昨今はExifという便利なもののおかげで、レタッチをする楽しみがひとつ増えました。まあ、要するに運が良ければその写真を撮ったカメラがどんな機種であるか分かるわけです。*1
写真好きが想像するに、今で言うとEOS 1D MarkIIIなんかが多いのかなー、と思うんですが、実は一番多いのは5Dです。その次に1DのMarkIIが来て、チラホラ20D・30D・40Dの兄弟があって、意外にもキスデジとかあったりします。
で、レタッチする画像っていうのが、会見してる芸能人とか、競技場のスポーツ選手だったりとか、あるいはアー写だったりするんですが、意外にもアー写での5D使用率が多いんですね。イメージ的にはハッセルとか使ってそうなんですが。1度だけハッセル+leafデジタルバックという記録が残っているのを見たことがあるんですが、あとはほとんど5D。
やっぱりプロにとっても高いんですかね、1Dは。僕の中の印象では、完全に1Dシリーズはハイアマのおもちゃ、という印象しかございません。
まあ何にせよキヤノンが圧倒的で、2割ぐらいニコンが入ってきてるかな、という印象でもあります。スポーツの写真でD3の記録があった時は、スポーツでニコンという意外性を感じつつも、やはり高感度に強いんだなあ、という気がしました。その写真は体育館的なところで撮られていたので、その効果は遺憾なく発揮されていたと思います。
5Dが事の外多数派なので、ニコン勢もD700が台頭してくるのは時間の問題ですかね?

*1:全部が全部、というわけではない