成長するということ
今日は印象的なカットを見た。逆光のせいで神々しく見えただけなのかもしれないけど、いつもふざけてばかりなヤツが、ふとしたことで言葉を交わしただけだったんだけど、妙に大人っぽく見えた。もうひとつは、2年前とは全然雰囲気が変わってしまった(服の趣味ってことね)女の子が、ヒール高い靴で闊歩していた。
まあ、今の学校に入ってから丸2年経つわけで、そりゃあみんな変わるよな、と思うワケなんですけど。当然自分も年取るよな、って次元の話なワケよ。いろいろと感慨深いね。
自分でモラトリアムに入ったことに気付いたのは中2の頃だと思う。まあ、今思い返してみれば、って話で、中2のその頃は、全くモラトリアムという言葉の意味も深く知らなかったけど。けどまあ、その頃からずーっと今までの自分には、基本的に同じスタンスが流れているんだけど、やはりその時その時で、その性質は微妙に異なっている。いた、と言うべきか。
それぐらいの頃からの時間の把握が曖昧になっている。特に、1999年、2000年、2001年が1年に凝縮されているような感覚がする。それだけ濃くて激動の3年間のようにも思えるけど、実は3年経ってもまだ1年分の実感しかないわけで、実際のところは通常よりも薄い、実の無い日々を過ごしてたんじゃないだろうか。まあ、どんな日々を過ごしたにせよ、ごっちゃになっている3年間は、自分の中でも区切りつけておいたほうが良いと思ったから、暇を見つけたらそのころの記憶を掘り出して、自分史まがいみたいなものでも作ってみようかと思う。