PUNCH THE MONKEY!を借りてみたです
だいぶ前に出てて、クレイジーケンバンドが参加してるんで、買おう買おうと思いつつ、いつも後回しになってた悲劇のCD、パンチ・ザ・モンキー。こないだツタヤへ行き、ふとアニメコーナーを見てみると、なんとあるじゃないですか、パンチ・ザ・モンキーが。早速借りて見たら。
んー、、、 やっぱダンス系リミックスってことで、今一つ聞く分にはノれないっつーか。ノれない、ノれない。ノれない、、、。CKBの曲も今ひとつ、、、
だ・け・ど。唯一気に入ったのが、M11の、ルパン3世'80 - '80 a fool's paradise mixというのが超キてます。80年代と銘打ってはあるものの、断然70年代リバイバルな90年代楽曲ですね。だって、ハモンドとローズがこれでもか! ってばかりにふんだんに使用されてるわけで。特にオルガンは平歌やサビのバッキングバターンも自分好みだけど、なんといっても、オルガンがソロをとってるわけで、これがまたたまらんね。
通常の楽曲(ロックとかポップスとか)だと、ソロをとるというと、ほぼ必然的にギターなわけですが、ギターソロっつーと、こう僕のイメージでは断然男性的っていうかね。チョーキングとかは、やはり男の滲み出るなんとやらでして。それに対して、鍵盤のソロっていうのは、女性的だなあと思うのです。半音下の鍵盤を引っ掛けるように弾く装飾音符とか、鬼階段、グリッサンドなどは、体をくねらせる女性の肢体みたいで、なんともセクシー。それを男性鍵盤弾きが、超絶技巧で鍵盤早弾きとかすると、もうそれはカレッツアですな。(Carezza = 愛撫って意味。久保田修氏のキーボードマニア提供楽曲に、その名の曲がありますです)
とにかく、自分もそれだけ鍵盤も女性も愛撫できる指技を身につけたいと思った今日この頃でした。(←切実)