RAWデペロッパ備忘録

全部軟調めに仕上げて、iP3100とピクトリコの写真画質SのL判でプリント。

SILKYPIX 3.0

試用版を使い込んでみた。結論から言うと、経験した4つのRAWデペロッパのうち、これが一番本命だと思う。雑誌でえらくベタ褒めだし、2chではあまり冴えない感じだけど、逆に2chAdobeマンセーな感がして、それはそれでどうかと思う。
RAWの白飛びしているデータを補完してくれる機能は便利。本当に、白飛びしたデータを補完しているのかどうかアヤシイ気もするけど、気持ち補完できている気はする。
肌を指定してホワイトバランスを取るのは便利。結構ホワイトバランスの調整は悩むから、ここから色温度の上げ下げを詰めて行けるのはひとつの指標だと思う。

Lightroom BETA4

アカデミック版がSILKY 3.0より安いのにちょっと惹かれたのだけど、あんまりな感じがする。
ヘッドホンでいうと、SILKYiPod純正で、LightroomAdobe系ってのはSONYドンシャリな感じ。いくら軟調に持っていこうとトーンカーブをいじっても、ハイライトとシャドーが固い。解像感もなんか荒いし。オートホワイトバンランスはそれなりに優秀だけど、どうも肌を赤っぽくもっていくクセがあるようなのは気のせいか?

Photoshop CS3 Camera Raw

Camera Rawに関しては、必要最低限のツールしか用意されてない感じ。現像して、レイヤーマスクを切って複雑な焼き込みするならともかく、通常の現像はLightroomで十分な感じ。

PENTAX Photo Laboratory 3

SILKYPIX 2.0のエンジンを積んでいるらしいが、なんか今ひとつ詰めが甘い。インターフェースが昔のPENTAX Photo Laboratoryを引きずっているからか。せっかくエンジンがSILKYならインターフェースも揃えればいいのに。SILKYの2.0自体は触ったことないけど、どうもパラメータの数が少ないから、SILKY 2.0 Lightな感じもする。