最強の愛

いやあ、帰ってきましたよ。タイから。んで、速攻寝ましたよ。昨日の午後1時ぐらいから、今日の午前7時ぐらいまで。寝た寝た。寝まくり。んで、みなさん土産話期待されてるでしょうけど、それは少し待って欲しいというか、別のページにHTMLで写真付きで書き出して行きたい方向性なので、今しばらく時間が必要なので、その辺のことは、ひとつ御理解いただいて(←某A君から教えていただいた、ナイスな言い回し)本日はこの間ふと考えていた、最強の愛についてのお話。
以前国語科の某N先生とお話していたんですけどね。高1の学年の人たちに、詩の創作っていう宿題を冬休みの宿題として課したそうなんです。で、先生が何に愕然だったかというと、感情をぶつけた詩が多すぎる、ということ。で、それだと全然意味がアンノウンな意味不明的なので、もう少し解説を加えると、要するに、恋愛に関する詩が多すぎる、ってことに先生はお嘆きナ・ノ・ダ
んで、その話を聞いて、いろいろお話をしたのだけど、こう、なんていうか、こういう事を言うと品格を疑われそうというか、人間的にヤな奴に思われしまいかねないという諸刃の剣的なことを思いながら、先生にこう言ったんです。「やっぱしね、人間にも程度が高いとか低いとかあるじゃないですか。こう、なんて言うのかなあ。教養の高い低い? やっぱ低い人って言うのは、そういうの(恋愛のことな)に走りがちなんじゃないですかね?」って言ったんです。
そしたら、先生もたしかにそうだ、というか、そういうことは事実であるからして、別に品格を疑うとか、そういうことはないでしょ、と、先生は少なくとも僕に対してそういう疑念は持ってくれなかったのが幸いだったのですが。
まあね、愛情って一言でいっても、いろんなカタチがあるじゃないですか。友情とか、親子愛とか、兄弟愛とか、師弟愛とか。恋愛っていうのは、そのいろいろあるカタチっつーか、愛情のスタイルの中のひとつの男女愛というだけで、別に特別なことではないと。むしろ、親子愛、兄弟愛、師弟愛は上下関係であって、友情や恋愛は横の関係。それだけ、前述3つはより絶対的だと思うんですよね。まあ兄弟愛に関して言えば、自分の妹に対しては全然愛情がないっつーか、むしろ妹がジョウズ(鮫な、鮫。)に襲われていても絶対助けに行かないっていうか、見殺しにしてしまいかねないような兄妹関係なので、兄弟愛については今一つ語れないのですが、親子愛、師弟愛っていうのは絶対的な上下関係の愛情なワケですよ。
やっぱね、その点友情や恋愛っていうのは上下愛(造語)に劣るワケだと思うのですよ。ね? 例えば友情と一言で言っても、そこには友情という名の友達の奪い合いとかが存在するわけじゃないですか。特に女の子とか。おまえ、そんなんで友達って言えるのかと。ただ友達って言いたいだけちゃうんかと。(もちろん小一時間も問い詰めません)もちろんね、自分のステータスのためだけに、例えばブランド物を身につける感覚と同じ要領で友達を選ぶ人とか居るじゃないですか。そういうのってね、もうね、友情じゃないっていうか、そんなことは皆さん御承知のとおりでしょうけれど。
恋愛だってさ、僕からしてみれば全然美しくないと思うよ。何が恋愛のよさっていうか、やっぱそれは起伏だよね。人の恋愛を楽しむ番組あるじゃないですか、最近。例えば、あいのりとか、あいのりとか、あいのりとか。まあ、別にあいのり以外にも、フィクションとはいえ、トレンディドラマというか、恋愛ドラマ? あれなんか最たるものでしょうな、っていうかトレンディドラマっていう名称が全然意味不明で、どこがトレンディで恋愛につながるんだと、随分前に独りで勝手に憤った記憶が、というよりむしろ、それは誰しもが必ず通る道なわけでして。
で、起伏っつーのはやっぱり三角関係とかさ、あるいはすれ違いから生まれる誤解とか、こうね、僕は妹の少女マンガっていうのを腐る程読んできたから、こういうのはいっぱい目にしてきてるわけですけど。まあ、これは恋愛を第3者の目からエンターテイメントで楽しんでるわけですけど。これを主観的に考えてみると、やっぱ恋愛っつー愛情は恋焦がれるってことで、そこにはやっぱし本能的なことしかないような気がするんですよねー。理性より本能、みたいな。やっぱ恋愛からくる嫉妬っていうのは、理性で押さえられないからそうなってしまう、みたいな。
それに比べて上下愛ってのは最強でしょ、というか、少なくとも対等愛(これも造語)よりは上っていうか。もちろん親子愛とかも、普通に動物にもある生物的本能なんでしょうが。でも、やっぱり恋愛や友情(特に女の子な)にはある「ドロドロ」や「醜さ」がないだけ、清純というか、完成されているというか、やっぱ絶対的だと思うのです。親子愛はもちろん、僕の場合、師弟愛っていうのも重要なファクターでして。
やっぱね、僕ぐらいの年頃とか親に反発したりしたい年頃っていうか、むしろそれは当然の道のりであると思うし、何も反発するなとか言いませんけど、やっぱり親に迷惑かけたぶんだけ、お返しはしなければなりませんね、ということは思うのですよ、ここ最近数年ぐらいね。女の子とかが結婚する時、披露宴とかで手紙読むじゃないですか、「ありがとうお父さん、お母さん」と。やっぱね、思春期の頃は「お父さんのパンツと一緒にあたしのモノ洗わないで!」とかお母さんにクレームつけてたかもしれないですよ。でも、やっぱり人生の新たな出発の時にそうやって、例え感謝の言葉だけでも両親に伝えるっていうのは大事なことだと思うし、絶対的なものだと思うワケですよ。
まあね、いつも親のグチを言ったりとか、全然感謝してない人とかは、今一度親の有り難みを考えてみなさいね。