ドラマ

そろそろ今期のクールも中盤ですね。折り返し点を迎えるドラマもちらほら。っていうか、今期見てるのは、全部CX系列。どどーん。この効果音には特に意味はナシ。
で、見てるのは火曜の「初体験」と、その後の「恋するトップレディ」。水曜の「ロングラブレター・漂流教室」と、木曜の「恋ノチカラ
まず「初体験」から。先クールの「さよなら小津先生」と同枠ですが、小津先生の最終回の時の次作品番宣CMから気になってたんですなあ。なにが気になったかって、主演が水野美紀ってのもそうなんだけど「27歳にして未だ処女」とか、めっちゃソソるじゃないですかぁっ! とかなんとか言えば言うほど自分が男として惨めになるから、これ以上言うのは辞めた。まあ、展開のスピードにムラがありますな。テンポ良くいくところとそうでないところが激しい。あと、孝太郎(小泉だよ)クンと事務局のおねえちゃんと、オダギリジョー水野美紀に絡んでくるとこが微妙。薄い、ような気が。ああ、あとどうでもいいけど、喫茶店のマスターが癌なのも。八嶋さんもどうなのかなあ。あ、もしかして後半でドヴァーって話進んじゃうのかなぁ、、 それはそれで嫌だな。なんとなく。
続いて、「恋するトップレディ」。まあ、うーん、、なんていうのかなあ、、 まず市長に当選するまでに2話割いたのがなあ、、 冗長というか、なんと言うか。いたしかたなかったのかもしれないけど、あそこは是非1話で切り上げて欲しかったな。うん。もしくは、全話選挙活動に話の焦点をあわせる、とか。それはそれでおもしろいものになってたハズなんだろうけどね。うん。まあ、それをしてしまうと、市長の話になんないから問題なんだろうけど、、 後に続くエピソードは可も無く不可も無くです。実は、可も無く不可も無く無難に撮るのが一番難しい、んだよね。うん。そういう意味ではそつなく仕上がってて、優秀なのかね。もうひとひねり欲しい感もあるけど。ま、無難な作品のどこが僕を引き付けてるかというと、それはやっぱり中谷美紀のなんとなく痛快な演技、でしょう。うん。いや、別に悪い意味じゃないですけど。
そんで今日見た「ロングラブレター・漂流教室」。もうね、これは窪塚ラブ。ええ。KISS and ILLUSIONのイタくんも絶賛、というか、彼も窪塚マニヤ。僕以上に。まあ、トレンディドラマ全盛のこの時代において、真面目にSFやってくれるのがとてもうれしい、っていうか、熱列歓迎。原作もイタくん始め、周囲の人が絶賛してますが、まあ、取りあえず見終わってから読もうかな、と。今日の話はアレでしたなあ。特に目を引いたのはキスシーンかなぁ、ってォィ。なんか、さっきの「初体験」のキャッチといい、人格疑われかねないなあ、と。こんなことぐらいで人格疑われかねないと心配するほうがいぶかしげに思われるかもですが、結局言いたいのは、ミーハーとは違うんですよ、ってことで。いやね、「初体験」のキャッチにミーハーちっくに惹かれたのは事実なんですが、「ロングラブレター」の今日のキスシーンは、こう、なに、芸術的に見てっていうか、映像を映像をいじる側として見る目で見て、ああ、美しいな、と。あー、これでも人格疑われそうだな。いやね、妹曰く、そのキスシーンの女の子は平山綾だって言うんですが、んなこたどうでもよくて、平山綾っていうのはかわいいとは思いますが、それほどタイプじゃないんですよ。ええ。絶対高橋マリ子のほうがかわいいって、んなことはどうでもいいんです。んなことどうてもいいだらけだな、ホントにもう。ええ、それで、そん時の平山綾の顔が、すごくいい演技だな、と。そう思っただけです。逆に言うと、それ以外に本日の魅力はありませんでした。終了。
明日の「恋ノチカラ」。舞台が広告業界ということで、うちのおとんと同業なので、ちょっと気になって見てます。ちなみに、おとんは全く見てません。でもね、ああいう小奇麗な事務所とかアリエナイよ、この不況の中で独立した若手クリエイターには無理な話。でも、あんな小洒落た職場で働いてみたいのも、これまた事実。個人的には「踊る大捜査線」の時のような演技を期待したい(でも無理)深津絵里と、無条件で手放しで好みな矢田亜希子に注目。このドラマは結構キャストだけで見てるな、ォィ。ま、ストーリーとしては、今後営業の西村サマがどう絡むのが見物。ついでに言うと、深津絵里の想いがこのまま筒井サマに届かなかったらおもしろいなあ、と。ドラマ史上画期的だなあ、と。そんなことはありえないよなあ、と。
ドラマ総論。CXは強い、と。
おまけ:「ナースマン」をこないだ見たんです。ええ。洒落半分に。なんか、「ナースのお仕事」を焼き直したみたいで、正直「?」なドラマですが、、、 で、これにも孝太郎が出てるんです。研修医役。で、状況は、男性医師達が今年と、今までのバレンタインチョコの数を棒グラフにして比較してるんです。そんで、今年ガクンと落ち込んだチョコの数に不平を漏らしてる、と。ちょっとそこ! んなバカバカしいとか思うなよ。ここはまだ笑うとこじゃねえよ。で、男性医師のスネオ格(役者名失念)が「不況ですからねえ」と。そしたら、ボス格(役者名これも失念)が孝太郎に向かって「構造改革の波がここにも押し寄せてるのか」と発言。孝太郎も孝太郎で「なるほどぉ」と返してるし。もうびっくり。え? どこがおもしろいのかわからないかって? こういうのって、ひとつひとつ説明するとおもしろくないんだよ。あのね、孝太郎っていうのは小泉孝太郎っていう名前なの。わかる? 本名だよ? 本名。周知の事実だと思うけど、小泉純一郎の息子なの、息子。その首相の息子に堂々と「構造改革」と発言してるあたり、脚本家(あるいは監督?)は狙ってるんだよな、って話。わかった? できれば孝太郎に「僕のお父さんのせいですか?(笑)」ぐらいの演技もやってほしかった。あ、もちろん役名は孝太郎、じゃないよ。うん。
ま、今後が期待のドラマは「漂流教室」だけだね。