大阪
つくづく思うんだが、自分にとって大阪、もとより関西っていう土地は不適合だと思う。クリエイティブなものを排除する方向性は常に存在するし、若い人たちは東京を大阪に作り込もうとする。それが南船場あたりだし。そんなに東京に憧れるなら、東京に引っ越しすればいいのに。
自分はそのつもりだが、やはり典型的な大阪人というのには嫌気がさす。まず、妙なナショナリズムがある。特に東日本に対して妙に排他的なのは何故だろう。彼らの中にも大阪人を嫌う人もいるが、それはきっと原因は大阪側にあるような気がする。きっと売り言葉に対する買い言葉なんだ、きっと。
東京の友達に聞くと、大阪弁に憧れると言う。だが、僕は全く逆。こんなことを言うと田舎者臭く見えるが、別に単なる羨望でもなんでもない。大阪弁は不便だ。ワープロで大阪弁を書く時の苦労とかもそうなんだけど、もっと言えば、大阪弁はやはり「ダサい」のだ。たしかに自分にとっては郷愁を誘われるものはあるけれども、やはりそれなりの雰囲気でそれなりのセリフを決めたい時には、大阪弁は大きなハンディなのだよね。うん。
まあ、ちっこい島国の中で、やれ大阪だ東京だと言っているうちはくだらない、ってこった。フランスのブルゴーニュ並みに分離独立運動するんなら、大阪側に加勢してやってもいいけど、ま、今の大阪にそんな体力は微塵もないだろうね。