The vector for living

とりあえずまあ、映像系、あるいはクリエイター系の学科なりなんなりに進学したいとは思っている僕なんですが、まあ、大学の後とかまでは具体的に考えてないわけで、そんなの大抵の高校生はそうだと思うんですが。でも、意地の悪い大人っているよね。大学出た後はどうするの? って聞いてくる人。まあ、そういうウザい人にはとりあえず「映画監督」とか答えておくんです。好きな監督は? とか聞かれると「北野武」っていう風に答えるんですが。
でも、別に映画監督に限定してるわけじゃないんだなあ。まあ、一番答えたい答えとしては「自由人」。うん。いいね、これ。最高の職業。別にフリーターじゃないよ。そんなこといったら、フリーカメラマンとか、フリーライターとか、個人タクシーとかどうなるの、って話で。もっとたくさんいるよね、フリーのつく職業の人って。まあ、「自由人」では聞いてくる大人に対して答えとして通用しないので、そうは言ってないだけなんですけど。(最近はそう答える時もあるけど)
まあ、今月の博報堂「広告」(http://www.kohkoku.jp/)誌じゃないんですけど。いや、今月は「こども力」って特集で、まあ、今クリエイターに一番必要なのはこどものエネルギーと発想じゃないんですか?みたいなノリだったんですが。結構おもしろいので、読んでみるも吉。690円。かなりお買得だよ。
で、そうそう、こども力。いやね、若さも大切だね、って話。まあ、基本的に僕は「若いほうが(・∀・)イイ!」っていう考えではないんだけど。メタルギアソリッド小島監督が「若いうちしか出来ないこともあるが、歳を重ねないと得られないこともある」という名言を残していて、これに関して僕は100%マンセーの勢いなのであります。若いうちしか出来ないことっていうのは、体力勝負の話だよね。歳を重ねないと得られないというのは、精神的にも技巧的にもいぶし銀の技、ってこと。どっちかっていうと、僕の分野は後者のほうなので。
でも、その技巧的にも、いぶし銀であっても、やっぱり若い時の感性ってのは大切なんだろうな。きっと今月の「広告」はそれを言いたかったんだよ。うん。
まあ、子供に限定するってよりも、各々の青春時代の感性を信じてやっていけるかどうか、っていうのは微妙な線。それをこの先忘れないためにも、今から自分の脳みそに刻み付けなくちゃだね。
まだ自分には確固たる青春のイメージっつーのはないんですが、まあ、差し詰めあれかな。月並みだけど、ディストーションの効いたギターと、これまたレズリーの効いたオルガン(←このあたりが鍵盤弾きのプライド)の似合う夜明け朝焼け、といったところでしょうか。ちょっとうすら寒くて、肩が縮む。そんな感じ。意味不明だけど、これを読んでピンとくる人は、絶対趣味が合います。お友達になりましょう。