それすらも

id:kinaさんからリファを頂いたので、ちょっと書き足し。
その冗談は悪趣味だとおもった。というは実際そうで、今でもその娘のことは忘れられないし、かけがえのない存在だし。ただ、それはそれで悪趣味だということは自分でもわかっているし、彼女の全存在に対して僕は想いを寄せている、寄せていたのではなく、彼女を構成するいくつかの部分に対しては懐疑や嫌悪もある。けど、


It is she that I always see
And cannot ignore
It is she that I want to curse
But ever adore

私が見ているのはいつもその彼女だけなのだ
目をそむけることなどできない
そして私は責めたいのに、責められず慕ってしまうのも彼女なのだ
唄の中で歌われている詞とは状況が少し違うけど、責めたいのに、責められず慕ってしまうっていうのは、なんていうのかな、惚れた弱みっていうのかな。
まあ、いずれにしてもその悪趣味によって彼女は私の心を傷つけ、その血は今日になっても流れているわけで、端的に見ればそれは酷い仕打ちだと思うし実際僕もその時はそう思ったけど、それが今になっては、先日大見栄を切ったことにつながってるんだと思う、というかそう思いたい*1。まあ、敢えて表現してみるなら、色恋のルサンチマンといったところかな。

*1:と、自己暗示をかけて自分で自分を救済したいだけなのかもしれないけど